Most often, the readings did not recommend divorce, as it was seen as simply a postponement of a lesson or a situation that would eventually need to be faced. However, there were occasions when divorce or separation was recommended. Individuals were advised to end their relationship if one of the following was occurring in their marriage: (1) if the individual was in physical, mental or spiritual danger by remaining with the other person; (2) when two people had come together and each had overcome what required to be worked out together; and, (3) when one individual had overcome the lesson and the other refused to. For example, on one occasion a fifty-three-year-old woman was encouraged to follow-through on a divorce and told: "thy usefulness one to another has passed." (3179-1)多くの場合,リーディングは離婚をすすめなかった.というのも,それによっていずれは直面する必要のある学びや状況をただ延期するだけになると思われたからである.しかし,離婚や別れがすすめられる場合があった.次のどれかが結婚生活で起こっていれば関係性を終わらせるようにアドバイスされた: (1) もしその個人が,その関係に留まることによって,身体的,精神的,もしくは霊的な危険にさらされるとき; (2) 二人が共にいることで,それぞれが解決しなければならないことを乗り越えた場合; (3) 一人が学びを終え,もう一人が学びを拒絶した場合.例えば,ある時,53歳の女性は離婚するようにアドバイスされた: 「相手に対するあなたの有用性はもう終わりました」と.(リーディング番号3179-1)K. Todeschi (2011). Edgar Cayce on Reincarnation and Family Karma. p. 29.
意図的に関係性を終わらせる(いわゆる「縁を切る」)-意図せず自然に離れていく場合も多くありますが-ことは何も夫婦に限ったことではなく,配偶者以外の家族や職場の仲間,友人との間にも多く経験されることです.理想的なケースは,無事学び終え,「卒業」して,自然に関わらなくなることでしょう.しかし,人生,そう単純にはいきません.残念ながら課題を解決できなかったために,それ以上その関係性を続けていても意味がないか,もしくは,双方にとって,あるいは片方にとって,いろいろな意味で苦痛をもたらすとかストレスでしかない,というケースも多くあります.その場合には,今回は一旦その関わりは終了させて次のステップへ進むように促されますが,未来のいつか転生して必ず同じ課題に取り組むことになります.人にもより,テーマにもよりますが,基本的に,1回の人生で学び終えられることは稀で,いくつかの人生に亘って少しずつ解決して,学び終えるというパタンが多いようです.その意味でも,今回学べなかったから「落第」とか「失敗」というふうに考える必要はないのだと思います.そうした余計な罪悪感は新たなカルマを生じますし,そういう罪悪感を他の人に抱かせることもまた,カルマとなります.最も辛いのは,白黒はっきりつけられない場合や,別れたいのになかなか別れられない場合ではないでしょうか.それは,まだ学ぶべきこと,解決すべき課題が残っているからかもしれません.学ぶべきレッスンを学び終われば,その関係は解消するでしょう.それとは反対に,学び終えることで,関係性が好転していく例もケイシー・リーディングでは多く報告されています.相手を責めたり,相手の言動を注視し,分析することも無意味ではありませんが,多くの場合,「自分は」どのように対応すべきか,対応するのが最善かを考え,実行することの方が,長い目で見て得策といえます.最善の対処に迷ったときは,スピリット・ガイドに尋ねてみましょう.不安や怒り,悲しみなどを抱えて,こころが興奮した状態にあると,ガイドからのアドバイスやヒントを受け取ることがとても難しくなってしまいます.ひとは,過去を振り返るとき,怒りや苛立ち,悲しみに翻弄されます.未来のことを考えると尽きることのない不安におそわれます.ですから,そういうときこそ「いま」を生きること,そして何よりリラックスすることがとても大切なのです.自分の好きなことを楽しんだり,自分の心が喜ぶことを探して,積極的にやってみましょう.外出して緑を見たり,小鳥のさえずりに耳を澄ませ,そよぐ風を感じて,自然のエネルギーに触れたり,新鮮な食材を調理した,美味しい食事をゆっくり味わうとか,夜寝る前に少し熱めのお風呂にゆったりとつかるのもとても効果的です.そうして,自分に優しくしていると,ふとした瞬間に "ひらめく" ことがあります.夢で教えて貰えるかもしれません.それこそが,ガイドからの愛溢れる,力強いメッセージです.