10/04/2009

To be free

To be free is to gain the knowledge necessary to loose the bonds that bind one, whether they be mental, physical, or spiritual (1215-8).


自由になることは,自らを縛る枷(かせ)を弛めるのに必要な知識を得ることであり,その知識は,精神的,肉体的,もしくは霊的なものである.

Story of Karma. 

エドガー・ケイシーによるライフリーディングからの引用です.
人は誰しも,さまざまな「偏見」を抱いています.単純な例を挙げると,お金がなければ幸せではない,美しくなければ異性から愛されないだろう,とか,優秀でなければ人間として価値がない,などです.偏見の種類は実に様々ですが,それらはすべて「物質的な価値観」というカテゴリーで一括りにできるでしょう.
 

こうした物質的な偏見・とらわれを抱えている限り,人は本当の意味で幸せになることができません.例えば,お金がないと幸せではないと考える人は,経済的に苦しいと不幸感を抱いてしまいます.自分の容姿に引け目を感じて,そのために異性運が悪いと考えているとすれば,その人はいつまでたっても自分に相応しい出会いを掴むことができないかもしれません.優秀でなければだめだ,と思う人は,人に対して常に競争心を抱くことになり,友情を培うこともままならないでしょう. 

本物の幸せを感じるためには,こうした数々の本質的に意味のない偏見から解き放たれて,より自由になることが必要です.そのためにはさまざまな知識を得ることだ,と抜粋では述べています.お金がなくても心豊かに生きることは十分に可能ですし,ひとの心に本当に訴えるものは,見た目の良さではありません.まして,学校の成績や仕事上の業績がひとりの人間の価値を決定づけてしまうことなどありません.「真実」を知ることで,自分自身を縛る「意味のない呪縛」から解き放たれます. 

こうした知識は,書籍から得ることもありますし,知人・友人の言葉の中にあって気づかされるかもしれません.実体験を以って学ぶ場合も多くあります.そして,最終的に行き着くべきは霊的真理です.死は全ての終焉ではなく,いのちは肉体の死を越えてなお存続すると知れば,さまざまな体験を通じて-どれほど苦しくても-地上人生を有意義にまっとうすることができます.

Not the act but the motive

As always, it is not the letter but the spirit that matters; not the form but the substance; not the act but the motive.

Gina Cerminara (1950).  Many Mansions: The Edgar Cayce Story on Reincarnation. p. 127.

いつもそうだが,大切なのは文面ではなくその精神であり,形ではなく内容であり,行為ではなくその動機である.



人間はとかく表面的なものに目が向きがち.そのため,物事の本質を見失うことがよくあります.外に現れたものではなく,その背後にあるものを見ようと努めることが肝心です.



51 神とは法則

何を根拠にしようと,神が自国に味方するかのように想像してはなりません.神とは法則なのです.
 あなたが正しいことをすれば,自動的にあなたは自然法則と調和するのです.窮地に陥ったあなた一人のために,どこか偉そうな人間的な神さまが総力をあげて救いに来てくれるような図を想像してはいけません.


『シルバーバーチの霊訓 第七巻』  pp. 79-80.


ある日の交霊会で,第二次大戦が話題となり,出席者の一人から出た,ダンケルクでの英国軍撤退作戦がスムーズにいったのは神が味方してくれたからかとの質問に対して,シルバーバーチが答えて述べた一節です.

神とは最高の自然霊です.地上人生を経験したことのある人霊ではありません.したがって,髭を生やした仙人のような存在ではありません.

地球上に限らず,大宇宙で起こるありとあらゆることは因果律に従っています.どのようなことも必ず原因があって,それに相応しい結果があります.

50 解決できない問題はない

自分の力で解決できないほどの問題に直面させられることは決してありません.克服できないほどの困難というものは絶対に生じません重過ぎて背負えないほどの荷物というものは決して与えられません.しかも,あふれんばかりの自信に満ちた雰囲気の中で生きていれば,霊界から援助し,導き,支えてくれるあらゆる力を引き寄せることになるのです.

『シルバーバーチの霊訓』 7: 31.



記事,NOTHING IS THE END OF THE WORLD  も参照ください.



2025年は大きな転換期

2025年7月5日(土)の早朝(夜明け前),フィリピン沖の海底火山が噴火して,周辺国と日本の太平洋沿岸に巨大津波(120mほど)が押し寄せ,国土の1/3から1/4 が津波に呑まれる,という予知情報があります。最初にこれが注目されたのは,下にも関連動画のリンクを貼っていますが,たつ...