実のところ,ケイシーの視点からすると,重要な事は,起こる前に必ず夢で見せられるものなのです.しかし,私たちの意志は,前もって未来が知らされるとしても,大切な要因でありつづけます.
Kevin Todeschi (1998).
Edgar Cayce on the Akashic Records: The Book of Life.
いわゆる予知夢,というのとは少し違うようですが,人生において重要な出来事(結婚,仕事,家族の生死などに関すること)は,現実に起こる前に夢という形で思い出させられることが多いようです.重要性(や危険性)に気づいていない場合などに,夢という形で前もって教えられることの方が多いのではないでしょうか.すべての重要な出来事を「夢」という形で思い出させられるわけではないと思います.
ある女性は,妊娠中の娘のお腹が普通より大きくみえたので,双子が産まれるのではないかと思いました.しかし,娘は,名医として評判の産婦人科医から,胎児は1人と診断を受けていました.エコー検診がない時代のことです.ある晩,女性は夢でマリア様に会いました.マリア様の両腕には赤ちゃんが一人ずつ抱かれています.「あぁ,マリア様だ…」と神々しい姿に感動していると,マリア様は女性の目線まで降りてきて,彼女の娘の姿に変わりました.その後暫くして,娘には双子が生まれました.
これは明らかな予知夢の一例ですが, 多少なりとも似たようなことは誰しも経験があるでしょう.
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