12/25/2011

78 悟りを得るは容易でない

 が,偉大な仕事ほど困難が伴うものなのです.霊的な悟りを得ることは容易ではありません.とても孤独な道です.それは当然のことでしょう.もしも人類が登るべき高所がいとも簡単にたどりつくことができるとしたら,それは登ってみるほどの価値はないことになります.安易さ,呑気さ,怠惰の中では魂は目を開きません.刻苦と奮闘と難儀の中にあってはじめて目を覚まします.これまで魂の成長が安易に得られるように配慮されたことは一度たりともありません.

『シルバーバーチの霊訓』 第6巻 pp. 13-14.



映画『リトル・ブッダ』では,キアヌ・リーヴズ演じるシッダールタが,王宮を離れ,悟りの旅に出かける直前,眠りこけている家臣らを見渡し,"Everone is dreaming." (みな夢を見ている)と一言つぶやく場面があります.

私たちの多くが「しあわせ」や「満足」とみなすものが,「ほんとうの」幸福とは限りません.霊的に目覚めてはじめてわかることがあります.それまでは,まさしく,「夢うつつ」の状態で人生を生きているのと同じかもしれないのです.何が現実で,何が幻か-真実に目覚めるまでは,見分けることは難しいかもしれません.




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