1/23/2012

夢によるみちびき

学生時代から夢分析に関心があった.ユング心理学をほんの少しだけかじったことがあり,夢に人生のいろいろなヒントや答えがあることを知っていた.そもそも夢に興味を持ち出したのは,母が予知夢などの不思議な夢をよく見る人だったことが大きい.

夢分析の本などを読むと,夢を覚えておくために枕元にペンとメモを置いておき,目が覚めたらすぐメモをとるようにアドバイスしているものがあるが,夢を覚えている・覚えていないということ自体にすでに意味があるので,覚えていない,もしくは思い出せない夢については気にする必要はないと思う.鮮明に覚えている夢で,その意味がすぐにわからないものに関してはストーリーを書きとめておいて,あとでゆっくり解釈を考えてみる,ということは非常に有意義だろう.

私は,母ほど直接的な(分析や解釈の必要が全くない)予知夢を見ることは稀だが,それでも折々に,不思議なストーリーの夢や,夢で聞いた言葉や音楽に励まされたり,教えられたり,みちびかれている.その一部を紹介したい.


ぼやを出す夢

数年前に見た夢.家が火事になったので,私はすぐに119番に電話して消防車を手配したが,近くに居合わせた3〜4人の人々が助けてくれて,消防車が来る前に火を消し止めることができた,というストーリーだった.これはそれまで私が見たものの中では,珍しくはっきりとした予知夢であり,警告夢だったことが,目覚めてから数時間後にわかった.

その日は,自宅から最も近い勤務先に出かける日だった.スクールバスに乗りかえて5分くらい経った時,出かける前に,ヘアーアイロンの電源を入れたままにして(おそらく使うことすらも忘れて)出かけたことをふと思い出した.同時に,その朝見た夢のことも思い出した.冷蔵庫やアイロンのように,電源が自動的に入ったり切れたりする機能がないので,長時間放置しておけば,ほぼ間違いなく火事になる.バスが学校に着くとすぐに,そのまま駅へ向かうバスに乗って引き返した.自宅に着くまでの約50分間,全く生きた心地がせず,家のドアを開けて何事もないことを確認したときは,そのまま床に座り込んでしまったほど.スチーム式のヘアアイロンで,スチーム用の水が,小さな容器にめいっぱい入っていたことが幸いしたのではないかと思う.気づくのがあと1時間遅ければ,或いは最悪の事態になっていたかもしれない.夢では消防車が来なかったので,火事になることはないだろうとは思ったものの,家に着くまでは気が気でなかった.その後,かなり長い間,外出先から戻ると自宅が火事になっているのではないか,という恐怖感に度々襲われ,ちょっとしたトラウマになった.夢の中で助けてくれた数名の人々は,おそらく私のガイドと思われる.その後しばらくして,ヘアアイロンは一部が破損し,非常に使いにくくなってしまい,最終的には処分することとなった.

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