1/27/2012
夢が教えてくれること
夢のメッセージは,ストーリーや映像だけでなく音楽など「音」によって伝えられることも少なくない.夢から目覚めてしばらくの間,ある特定の曲や音楽が耳に残って離れないということがあった.
「仰げば尊し」
卒業式で歌われる定番の曲.最後の,「いまこそわかれめ いざさらば」の部分が,目覚めた後も,繰り返し聞こえていたことがあった.その時は,何かからの卒業を暗示しているのだろうと思ったが,いまふり返っても,かなりストレートなメッセージを伝えている.
様々な事情によって,留学中に書き始めた博士論文を完成させるのにトータルで12年という,異例に長い年月を要することになった.学位は何を差し置いても取得したかったが,「書けなかったらどうしよう」という不安に幾度となく駆られた.その不安感と,掛け持ちでしていた複数の仕事に時間がとられてしまう日常,物理的・精神的な孤独とそれに伴うさまざまな痛み・苦しみ・葛藤,さらにはいつになっても改善の目処が立たない経済的困難と格闘した末,ようやく論文を仕上げ,提出の準備をしていた頃に見た夢だった.そう考えると,「(論文は合格して,大学院を無事)卒業できますよ」というお知らせだとわかる.「よくやりましたね」というねぎらいでもあっただろう.正式の卒業はその翌年の夏になったが(基本的に,欧米は7月が卒業月),審査を受ける前に結果を知らされていたことになるので,カテゴリー分けするとすれば予知夢の一種だろう.
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