9/27/2014

のりこえる

 のりこえる時代が来た。今まで通りに安住しているときでなくなった。なるべくそのままでと,甘えている時代ではなくなった。 今までがそうであったから,だからこれからもそうであろうと考える甘い時代はもはや終わったのである。自分の今までの視野で見わたして,そこで自分の位置を定めて,それでまずは安楽という時代ではなくなったのである。
 眼をさまさなければならない。今まで眠っていたというのではないけれど,今となっては,眠っていたと言われても仕方がないほどの時代が来たのである。よほど,強く揺さぶり起こさないと,ウツラウツラの眠りからさめない。
 峠をのりこえるのは容易でない。汗も流す。血もにじむ。時にはころげ落ちる危険もあるけれども仕方がない。覚悟をきめねばならない。それでなければ次の新たな展望はひらけないのである。
 周りをよくよく見まわしてみたい。きざしは一ぱいある。
(作者不詳)




かなり昔に,『PHP』の裏表紙に掲載されていた文章です。

何を「のりこえる」かは,個々人によって異なるかと思いますが,思い切った打開策を講じる必要性を強く訴えかけるメッセージです。

無思考・無理解によるスピリチュアルなメッセージへの依存・ぶら下がりにも,何らかの打開策が必要でしょう。

9/14/2014

Help the needy in your midst 恵まれない人々を助ける

Another heroic tendency we would like to see developed among you of all lands is the desire to help the needy in your midst.  Even though you feel your society is generous—and in a way that is quite true—still, for many people there is an aversion to others who are retarded or disabled, those who are poor, dishevelled or unwashed.  There still exists a deep suspicion about human misfortune.  ...  But if you feel too smug in your affluence or your comfort, be aware that you just might lose all you have materially in order to bring home that you are not better than others. If you have gifts, be grateful for them; don't presume superiority over others.  Don’t be suspicious of people with less material wealth than you, thinking that they must envy you.  Instead, be prepared to lose all you have and still feel happy in your heart.  Then you can enjoy your neighbors and be glad to help the less fortunate.  This is a very great lesson and a hard one.  If you dwell on your relation to our world—the world of spirit—then it will become easier and more natural to develop these more positive attitudes.

もう一つの利他的な傾向で私たちが世界中の人々に伸ばしてもらいたいと思っているものは,あなたがたの中にいる困窮した人々を助けたいと思う気持ちである。みなさんは,みなさんの社会は寛大で気前が良いとー確かにある意味では,そうだが―感じているにも関わらず,まだ多くの人々には,心身のハンディキャップを持つ人々,貧しい人々,身なりの悪い人々や不潔な人々に対する嫌悪感がある。人間の不幸について深い猜疑心がまだ存在しているのだ。(中略)しかし,もし,自分たちの豊かさや快適さにあまりにも自己満足を覚えるようであれば,あなたがたは他の人々より優れているわけではないとはっきり悟るために,物質的な所有物をすべて失うかもしれないと思いなさいもし,多くの点で恵まれているなら,感謝しなさい。他の人々より自分が優越していると思ってはいけない。自分より物質的に豊かでない人々を,自分たちを妬んでいるに違いないと考え,疑ってはならない。それよりも,持てる全てを失っても幸せな気持ちでいられるように備えなさい。これは,非常に大きな学びで,しかも,困難なレッスンなのだ。あなたがたと私たちの世界―霊界―との関係についてじっくり考えるなら,こうしたより前向きな態度を培うことはより容易く,またより自然なものになるだろう

Judy Laddon (1988/2001).  A Further Step beyond the Veil.  Kindle edition.



この世があるのは,あの世があるから,つまり,物質がたましいを造るのではなく,霊的エネルギーがまず(宇宙に)存在し,それがその他すべてのものを創造している,という前提の上で述べられた部分の抜粋です。

あの世に帰るときは,肉体でさえも置いていかなければなりません。にも関わらず,物質的豊かさに執着し,自己中心的な生き方をすることの愚かさを説いています。







2025年は大きな転換期

2025年7月5日(土)の早朝(夜明け前),フィリピン沖の海底火山が噴火して,周辺国と日本の太平洋沿岸に巨大津波(120mほど)が押し寄せ,国土の1/3から1/4 が津波に呑まれる,という予知情報があります。最初にこれが注目されたのは,下にも関連動画のリンクを貼っていますが,たつ...