9/27/2014

のりこえる

 のりこえる時代が来た。今まで通りに安住しているときでなくなった。なるべくそのままでと,甘えている時代ではなくなった。 今までがそうであったから,だからこれからもそうであろうと考える甘い時代はもはや終わったのである。自分の今までの視野で見わたして,そこで自分の位置を定めて,それでまずは安楽という時代ではなくなったのである。
 眼をさまさなければならない。今まで眠っていたというのではないけれど,今となっては,眠っていたと言われても仕方がないほどの時代が来たのである。よほど,強く揺さぶり起こさないと,ウツラウツラの眠りからさめない。
 峠をのりこえるのは容易でない。汗も流す。血もにじむ。時にはころげ落ちる危険もあるけれども仕方がない。覚悟をきめねばならない。それでなければ次の新たな展望はひらけないのである。
 周りをよくよく見まわしてみたい。きざしは一ぱいある。
(作者不詳)




かなり昔に,『PHP』の裏表紙に掲載されていた文章です。

何を「のりこえる」かは,個々人によって異なるかと思いますが,思い切った打開策を講じる必要性を強く訴えかけるメッセージです。

無思考・無理解によるスピリチュアルなメッセージへの依存・ぶら下がりにも,何らかの打開策が必要でしょう。

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