人にはみんな歴史があります.生まれてから今日まで,さまざまな人から愛を注がれてきたはずです.たとえ家族がいなくても,誰かがかわいがって育ててくれたからこそ,今,こうして生きているのです.
自分がいわれのない悪口を言われてめそめそしたり,傷ついたりしていては,自分を大切に愛してくれた人たちが哀しむ.その人たちに申し訳ない.だから私は毅然として生きていく.
そう思える力,それが本当のプライドです.
江原啓之『悪意/善意-たましいの素顔』 p. 137.
全くその通りだと思います.自分はだめだ,と劣等感を抱き,自己卑下することも,自分を大切に思ってくれた多くの人々の想いを無にしてしまうことにつながります.
プライドというと,「自分自身の誇り」と捉えがちですが,実は「自分を愛してくれた人々への感謝と敬意」と言い換えることができそうです.
さらに遡れば,魂の親,唯一絶対の「神」の子である,という確信なのです.
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