あなたがたのいうところの貧困,そして今わたしがその語を使った文脈が普遍的なものではないことをよく理解するべきである.先進諸国の貧者がより未開の社会に行ったとしたら,裕福と考えられるだろう.われわれが真の貧しさと考えているものは,魂の問題なのだ。真の貧困は裕福な国ほど多く,たとえ空前の物質的豊かさの中にあっても,貧しい人間は多い.
ジュディ・ラドン,片桐すみ子訳. 『輪廻を超えて』 p. 122.
マザー・テレサが来日時,日本は物質的には豊かだが,こころの貧しい人が多い,と仰ったことが思い出されます.
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