3/04/2013

目には見えなくても

だれも一人ではない。

自然の中には

多種多様な精霊たちが宿っていて

ひとは自然に生かされている。

目に見えないものたちと,

目に見える者とが共存している。

目に見えないからいないと

決めつけないように。

3/03/2013

競争心の起源

人はそれぞれ自分が本当に自己実現していく方法を探求する必要がある.真の自己実現とは,報酬は少なくともより創造的な自由や満足を与えてくれる地位につくといったように,心の命ずるところに従うために物質的犠牲を払うことによって達成される事が多い.あるいは自分が心から求めることをなし遂げるために,たいして名声も伴わないような分野の仕事をすることによって達成されることもあるだろう
 サラは,自分の値打ちと自分のしている仕事の価値とを同等に解釈することで,当時の社会のさもしい考えに屈服したのだった.高慢の度がすぎた彼女は,「より低い」地位の人間をとげとげしく批判した.これは彼女の魂にとってじつに不利なことであり,自分にも周囲の人々にも多大な不幸と不快をもたらした.要するに,彼女は霊的に卑小となり,みずからの成長を遅らせることになってしまったのである.これは現世でも,最終的に彼女が戻っていった魂の世界でも,明らかなことだった.
 この現象は英国の奉公人の階級だけに限らず,きわめて一般的な病弊のひとつである.あなたがたはそれを競争と呼んでおり,まともな人間に競争心は不可欠だと考えている.このような価値観は個々の人間からひいては学校や会社,国家といった大きな人の集まり全体に蔓延していく.やがてはこれが大きな形をとるようになって,一般に徳と信じられている強烈なナショナリズムな愛国心となり,戦争を生み出すのだ.だがそれは世間に横行する「自分は他人より上だ」という同じ悪しき信念を偽装したものにすぎない
 われわれはこのような態度にまったくうんざりしている.魂の領域に住むわれわれには,地上世界の不変の真理を見通すことができる.そしてあなたがたに,競争をめぐるこの考えがいかにばかげているかを,はっきり理解できるようになってほしいと願っている.どれだけ多くの人間が,この考えのために身をほろぼしたことか!その根底にある論理とは,富や食糧や愛情が全体にいきわたるほど十分ではないので,自分の分を確保して安心するために互いに戦う必要がある,というものだが,これはまったくの間違いだ.ごく基本的には,競争心は宗教的な方向感覚の弱さ,すなわち信仰や高尚な目的の欠如の表れなのだ.人間の精神構造の低さがゆえに競争心が生じるのである


ラドン『輪廻を超えて』 pp. 151-2.



サラとは20世紀初頭,英国に生きた女性で,ある屋敷で召使として勤め,コックの地位にまで昇りつめた優秀な女性でした.

人より優位に立ちたい,(主に肩書きや仕事の面で)尊敬されたい,といった動機は別の言葉で言えば,野心,つまり「名誉欲」です.名誉欲に駆り立てられてするのでは,どれほど努力しても「本当の意味で」優れた仕事はできません.それはどの分野でも同じです.自分を駆り立てる「真の」動機が何であるか,冷静に客観的に見つめることが必要です.

最後に述べられているのは,霊性が低い(たましいが幼い)人ほど,人と競争したがるものだ,ということでしょう.

2/24/2013

前へ進む

明日を思い煩わず

しかし,明日に備えて

いまに集中する。

そうすれば,

背中を押す追い風が吹き

前進できる。

後ろを振り返るのは

あとからでも遅くはありません。

2/01/2013

利己主義の原因

あなたがたの多くは、物を手に入れることや自分の利益しか眼中にない.これは霊的な観点から見れば大きな誤りだ.なぜならそれは利己主義とエゴイズムに根ざすもので,真の共同体の精神,あるいは分かちあいの精神に基づくものではないからだ.この貪欲さを裏で駆り立てているのは,他の人々よりもっと偉くなりたい,少しでも優位に立ちたいという,卑しむべき欲望だ.このような衝動は子供時代に体験した不幸,さらに前世にまでさかのぼる不幸にさえ由来するものだということがわかっている.つまりそのような衝動に駆られる人は、自分の子供時代あるいは前世において愛情が不十分だったと思い込んでいたり、並はずれた業績をあげることや物を手に入れたりすることで人から愛と尊敬を受けられると決め込んでいるものなのである.
 こういった考えは,心の真の促しに反するものだ-心の内からは,謙遜であるように,持てる者は人と分かちあうように,周囲の人々に対して偏見を持たず寛大であるようにという声が聞こえてくるはずだ.
 
 


ジュディ・ラドン 『輪廻を超えて』 pp. 119-120.



どんなことにも必ず原因や理由があります.物質的なことを追い求める人は,どこかで愛情不足を感じてきたはずだ,とここでは言っています.

1/28/2013

That's the Way It Is 信じるものは愛される


作詞・作曲Max Martin, Kristian Lundin, Andreas Carlsson唄:Celine Dion

I can read your mind and I know your story
I see what you're going through
It's an uphill climb, and I'm feeling sorry
But I know it will come to you

私には,あなたのこころが読めるし,あなたの話はわかっている
これからあなたがどういう経験をするかも見える
上り坂で,大変なことだと思う
でもそれは避けられないこと

Don't surrender 'cause you can win
In this thing called love

あきらめないで
この「愛」と呼ばれるもので,勝利できるから 

*When you want it the most there's no easy way out
When you're ready to go and your heart's left in doubt
Don't give up on your faith
Love comes to those who believe it
And that's the way it is

一番ほしいときに,楽な解決がなく
いざ進もうとすると,疑いの気持ちが出てくる
でも信じることを諦めないで
愛は信じる人のところに来るから
そういうものなの


When you question me for a simple answer
I don't know what to say, no
But it's plain to see, if you stick together
You're gonna find a way, yeah

私にはっきりとした答えを求めても
なんと答えてよいかわからない
でも,はっきりわかるのは
あなたがたが力を合わせれば
道を見い出すことができるということ 

So don't surrender 'cause you can win
In this thing called love

だから負けないで
この「愛」と呼ばれるもので,勝利できるから 

*Repeat

When life is empty with no tomorrow
And loneliness starts to call
Baby, don't worry, forget your sorrow
'Cause love's gonna conquer it all, all

人生が空しく,明日に希望がなく
淋しさを感じはじめるときも
心配しないで,悲しみを忘れて
愛はすべてを征服するから 

*Repeat twice

That's the way it is
That's the way it is, babe
Don't give up on your faith
Love comes to those who believe it
And that's the way it is.

(和訳はブログ作成者による試訳です)

セリーヌ・ディオンさんの曲ですが,この歌詞にも普遍的でスピリチュアルなメッセージを無理なく読み解くことができます。ポイントは,「あなた」と「私」を誰と読むかです。「あなた」を地上にいる私たち人間,そして,「私」を私たちのスピリット・ガイド,と置き換えるだけで,スピリチュアルなメッセージに早変わりしてしまうのは,一部の曲に限ったことではありません。洋楽やニュー・エイジ系(例えば,Celtic Womanが歌う曲など。"You Raise Me Up"はその典型例)のものには決して少なくありません。

スピリット・ガイドには,私たちの気持ちも考えもすべてわかっています。今回の人生で,どんな計画をたてて再生したかも周知しています。避けては通れない困難を知りながら,そして,辛い思いをする私たちに同情しつつも,イエスかノーか,私たちが知りたい答えに即答できないことも多々あります。

でも,どんなに険しい上り坂でも,必ず登りきって峠を越えることができます。辛くても,悲しくても,悲観しすぎず前進しましょう。いつもガイドからサポートがあること,彼らが全力で愛を以って支えてくれることを信じましょう。信じるほど,サポートに気づきやすくなり,愛を感じやすくなります。「愛は,信じる人のところに来るもの」,とはこういうことです。

彼らの愛を信じること(「神,天を信じる」と言い換えても同じ)が,困難を克服し,自分に打ち克つ鍵のようです。

1/24/2013

To Love You More 私に気づいて


作詞・作曲: David Foster, Junior Miles
唄:Celine Dion 


Take me back into the arms I love
Need me like you did before
Touch me once again
And remember when
There was no one that you wanted more
Don't go you know you will break my heart


She won't love you like I will
I'm the one who'll stay
When she walks away
And you know I'll be standing here still

*I'll be waiting for you
 Here inside my heart I'm the one who wants to love you more 
You will see I can give you 
Everything you need Let me be the one to love you more

See me as if you never knew
Hold me so you can't let goJust believe in meI will make you see
All the things that your heart needs to know

*Repeat 

And some way all the love that we had can be saved
Whatever it takes we'll find a way

*Repeat 



20年近く前にドラマのテーマ曲の為に書き下ろされて大ヒットした曲で,葉加瀬太郎さんがバックでバイオリン演奏されています。

ドラマのテーマは男女の愛(romantic love)で,邦題も『もっとあなたを好きになる』となっているようですが,原詩の "I" (私) と "You" (あなた)をそれぞれ,スピリット・ガイドと,彼らに護られている私(たち)と置き換えるだけで,驚くほど素晴らしいメッセージが読み取れます。

地上にくる前,私たちは本来あるべき場所でガイド(主護霊)と一緒でした。そして,お互いを自分として理解できる,非常に強い絆で結ばれた存在として過ごしていました。しかし,3次元の世界に来ると,そのことを思い出すことができません。彼らの存在,そして,彼らから愛されているということをすっかり忘れてしまうことは,彼らにとっても辛いことなのです("Don't go you know you will break my heart" 行かないで。そうなったら,私の胸は張り裂けてしまう)。

それでも,彼らはつねに私たちのそばにいます。友人や恋人が去っていっても,彼らは私たちを決して見放したりしません ("I'm the one who'll stay.  When she walks away And you know I'll be standing here still." あとに残るのは私よ。彼女が去っても,あなたには私がここに居続けることがわかるでしょう)。そして,彼らこそが私たちを一番愛していて,必要な全てを私たちが得られるように取り計らっている,ということに気付くのを待っています ("I'll be waiting for you . . . You will see I can give you Everything you need")。そうすれば,もっと彼らと繋がって,愛を受け取ることができるようになるからです("Let me be the one to love you more" 私をこそ,あなたをもっと愛する存在にして)。

彼らの存在にあらためて気付き,信じ ("Just believe in me"),そして,しっかり受け止めること ("Hold me so you can't let go")。そうすれば,いま以上に彼らの大いなるサポートを受けることができるでしょう(”I will make you see All the things that your heart needs to know" あなたの心が知る必要のある全てのことをみせてあげる)。

たとえ,すぐには気づけなくても,ガイドたちの愛は絶えることはありません("all the love that we had can be saved")。どんなことをしてでも,彼らは私たちに愛を送り続け,サポートし続けるでしょう("Whatever it takes we'll find a way")。

1/10/2013

同じで違うからいい−逆説は創造と成長の源

グラミン銀行を設立し,「貧困のない世界(poverty-free world)」を目指してソーシャル・ビジネス(social business 社会貢献型ビジネス)を展開するムハマド・ユヌス氏(2006年ノーベル平和賞受賞)によれば,人種や性別に関係なく,人間はみな同じ,という。98%は似ていて,違いは残り2%だけなのに,人はその2%を取り沙汰して,問題を必要以上に複雑にしている,と。バングラデシュで始まったグラミン銀行は,世界で最も裕福な国・アメリカはニューヨークに支店を開き,バングラデシュと全く同じシステムで多くの貧しい女性たちに少額無担保融資を行い,彼女らの自立支援に成功している。

社会的生物である人間は,心理学(マズローなど)で言うところの一次欲求(生理的欲求)と二次欲求(社会的,自我的欲求)の満足を求めるという点では同じだろう。また,人間はみな等しく神の子。その意味でも同じといえる。物理的にせよ霊的にせよ,マクロの視点で見ると同じだが,ミクロの視点で見ると,一人ひとり少しずつ異なる,ユニークな(unique 独自の,という意味)存在だ。世の中には実に様々な人がいる。外見は言うまでもなく,生い立ち,性格や考え方,職業,宗教,食べ物や服装の好み等,どれひとつをとっても相似形の人間などひとりもいない。

「同じか違うか」ということだけで言えば,私たちは,同じであると同時に違っていて,その両方があるからいいのだと思う。
* * *

社会的および自我欲求は,細かく下位分類されているが,おそらくあまり細かく区分する必要はないかもしれない。ひとが求める多くのものはほぼ2つに集約できると思うから。即ち,「安全」と「愛」である。

人は,生き延びるために生命の危険から身を守り,餓死しないようにエネルギー摂取しなければならない。そのために,住む家や食べ物が必要になる。家や食糧を手に入れるために,資本主義社会では貨幣が必要になる。貨幣を手に入れるためには働かなければならない。人々はより多くの貨幣を手に入れようとして,競争するようになり,格差が生じてきた。

なるほど,貨幣経済の発達が人間社会を複雑化させた大きな一因には違いないだろう。が,お金が諸悪の根源かといえばそうではなく,それを使う人間の未熟さが本当の原因であることは,いまさら言うまでもない。「馬鹿とはさみは使いよう」と言うが,お金に限らず,どんな文明の利器も,使い方を誤れば問題を起こすのは同じこと。放射能もレントゲンに使われるだけなら何の問題もなかったはずだが,兵器や燃料として使ったために,生命を脅かす脅威となった。インターネットも,情報収集,有益な情報の発信や,遠方の人々との通信手段として利用するなら便利で安全なツールだが,物欲を満たすために使えば,犯罪の温床になるのは自明のこと。しかし,人間は自らの落ち度を棚にあげて,やれお金が悪い,ネットの世界は怖い,とか,核は危ない,などと責任転嫁する。それらを危険な存在にしたのは,他ならぬ人類自身なのに。同じ論理は,子育てにも用いられる。子どもの様子が最近おかしい。どうやら不良グループと付き合っているようだ。親は,「息子が変わったのは,悪いお友達のせいなんです」と,不良グループのせいにする。自分の愛情が足りなかったことは振り返りもしないで。

人間にはまた,身の安全確保とともに,心理的な安全・安定を求める気持ちもある。それを満たすものが愛ということになろうが,愛には,より社会的なレベルで「承認」を求める気持ちも含まれている。人から尊敬されたい,大切に扱われたい,才能や努力を評価してもらいたい,という思いは,突き詰めれば「愛」を求める気持ちと同じだ。(こうした一部の欲求を,「名誉欲」と呼んで区別する人々もいる。)この世に,絶対的な客観評価や尊敬というものは存在しないからだ。そもそも人間は,表と裏しかない一枚の紙切れのような平面ではなく,さまざまな面を持つ多面的な存在である。Aさんは,相手の右側を見て仲良くしていても,Bさんには,同じ人の左側や裏側が目に留まっているかもしれない。その結果,同じ人でも,AさんとBさんとでは評価が分かれてしまう。仕事の評価も同じだと思う。この世の「評価」というものは何であれ,概ね相対的なものだろう。さほど実力のない人が,高い地位に就いているというのはよくある話だ。私たちは,真に厳正かつ公正な審査や査定を求めているわけではないだろう。評価するのも様々な事情や感情を抱えた人間であって,ひとは,自分の価値観に合うもの,自分の信念を否定しないもの,尊厳を脅かさないもの,端的に言えば,自分が「好きなもの」を是とする傾向が強い。冷静かつ客観的・論理的に見ている「つもり」でも,大なり小なり,エゴが混ざってしまう。つまり,承認や評価は,個人的な好悪の感情(好み)に左右され得てしまうものだといえる。そして,人間は,低い評価,正当ではない評価や不承認に対して,強いストレスを感じる。言いかえれば,個人的な生活においても,社会的場面においても,愛の不在や否定が精神的ストレスの主な要因であると考えられる。

* * *

こうして,根本的に求めているものは「同じ」でも,好みや価値観,人生観,性格,人格などの個性の「違い」があるから,人と人がぶつかり,悩み,成長していく。共通性と多様性−この二つが共存するからこそ,さまざまな葛藤・衝突が生じ,その緊張感や不調和の問題点を解消・解決すべく,調和と協調を求める動きが展開される。その過程で,新たな発明や知識が見い出され,各自が様々な学びの機会に恵まれる。地上世界とは,一見相反する要素が,互いに矛盾することなくプラスの相乗作用を新たに引き起こす,逆説が見事に行き渡った次元なのだと思う。


読みたい本(7)

  千賀一生。『ガイアの法則』ヒカルランド。 いまの時代に読むべき必読書です。 正・続2冊ありますが、1冊目の裏表紙に印刷されている言葉を以下に紹介します: 宇宙に,聖なる16ビートが存在することを告げるガイアの法則— 新型コロナとの驚くべき精緻なる関係性も明らかに! 地球の歳差...