Self-love isn’t selfish; it's healthy self-esteem. The egotist, the braggart, the self-promoter, the diva, and the salesman—those who come across as self-loving in order to sell themselves or their products—are often insecure at heart. The man I once thought was the most put-together person I knew, a model of public self-assurance and self-promotion, told me in a moment of mutual confidence that he played a game called “dodge the bus,” which meant he stood at a dangerous street corner and tried to see how close he could come to being hit. “What if you were killed?” I asked, flabbergasted. “Then the world would be rid of a worthless thing,” he answered.
True self-love doesn't need to be broadcast or publicly displayed. It is an inner state, a feeling, a strength, a happiness; it is security. Remember, souls are part of the One, which is love. We all have souls. We are always loved. We can always love in return." (p. 138)
Brian Weiss (2004). Same Soul, Many Bodies.
自己愛は自分勝手なものではありません.健全な自尊心です.エゴイスト,自慢家,自分を売り込む人,プリマドンナ,セールスマン-つまり,自分や商品を売り込むために自己愛的な印象を与える人々-は,本当は不安を抱えていることが多いのです.かつて出会った男性で,自惚れと自己宣伝のまさに典型だと思っていた人は,自分は「バスをかわす」ゲームをやっている,と打ち明けてくれました.危険な街角に立って,どのくらい轢かれそうになるか見ようとしているのだ,と.
「死んだらどうするんですか.」私はびっくりして尋ねました.
「この世から無駄なものがひとつなくなるだけですよ.」と彼は答えました.
真の自己愛は,人前で発表する必要がありません.それは,内なる状態であり,感情であり,強さであり,幸福感です.安心です.思い出してください.たましいは神の一部であって,神は愛だということを.私たちはみなたましいを持っています.私たちは常に愛されています.そしてつねに愛することができるのです.(上記は拙訳にて,山川氏による日本語訳,『未来世療法』(PHP)を参照下さい.)
自慢する人は,本音の部分では自信がなくて,さびしい人かもしれません.自慢して,他者からの承認・賞賛,ひいては愛を得ようとしています.まずは,自分で自分を認められるようになる必要がありそうです.
私たちは既に大いなるものから深く愛されている存在です.愛を外に求めるのではなく,存在の根源にすでにあることを思い出し,気づきましょう,というメッセージです.
いま,ここに生きているということが,即ち,愛されている,ということです.
とはいえ,それだけで問題が解決するケースは極めて稀です.自分の淋しさに気づいた場合の,ひとつの根本的な対処法は,なぜさびしいか,その理由を徹底的に探ってみることです.内観と自己分析でわかる場合もありますが,限界もあります.心理カウンセリング,セラピーやリーディングを利用するのも一案です.原因がわかったら半分は解決したようなもの.あとは具体的な解決法を知って,実行するだけです.