3/19/2011

過去生体験 -自然災害で終わった人生

10年以上の長きに及ぶ苦労の始めの頃,福岡の女性霊媒S氏と出会い,期せずして多くの過去生リーディングを受けることになりました.いくつもの過去生を教えてもらいました(尤も,それら全てが本当に自分のものかどうかは今もって定かではありません)が,過去生で最低2回は,自然災害で命を落としたことがあったらしい,と知りました.一回は津波で,もう一回は地震で崩壊した建物の下敷きになって,どちらも幼くして亡くなったようです.

当時,教えていた英語学校で,私の授業を受講されていた生徒さんに,Aさんという若い女性がいました.教室ではいつも後ろの方に座り,おとなしいけれどとても熱心で,課題にも毎回きちんと取り組まれ,見た目も可愛い方だったので,とても印象に残っていました.記憶は不確かですが,1年ほども受講されていたでしょうか.学期の最後の授業が終わったとき,彼女からピンクのスイートピーと白いかすみ草の可愛い花束をいただきました.「私の都合で先生のクラスには出席できなくなってしまいました.(試験に)合格はしませんでしたが,点数が18点上がりました.ありがとうございました.」という言葉と共に,その花束を差し出されたのでした.その方のことが前から少し気になっていたので,ある時,S氏に相談したついでにどういうご縁の方か伺ってみました.すると,次のようなストーリーがありました.

ある過去生で,(今生とは別のパーソナリティをもつ)Aさんと私は,姉妹,もしくは同じ幼稚園へ通う仲の良い友達(関係性は不明確)でした.花輪を作って遊んでいたら,突如として津波が押し寄せ,私たちと周囲の子ども達は全員津波に呑まれて死んでしまいました.周りの子どもたちは散り散りになって亡くなっているようでしたが,私たち二人の体は,ちょうど私が上になって彼女をかばうような形で重なり合っていました.結局は死んでしまいましたが,おそらく当時の私は咄嗟に彼女を守ろうとしたのでしょう.そのことに対する当時のAさんの感謝の思いが,時空を超えて「花束」の贈呈として表現されたようでした.花で遊んでいる最中に亡くなったので,「花束」だったのかもしれません(おやつの時間だったら,お菓子を戴いたかも?). また,私が彼女に好感を感じたのは,その当時とても近い関係にあったからでしょう.

この同じ学校で教えていたアメリカ人講師B先生との間にも,震災がらみの過去生がありました.B先生は私よりも年上で,英語の質問などすると,とても丁寧に答えてくださる方で,何度かお話しすることがありました.なにかご縁のある人ではないかと少し気になり,S氏に尋ねてみました.すると,あるヨーロッパでの過去生で,私は彼の教え子でしたが,地震のあとで建物の下敷きになり,二人とも命を落としていました.(いまとは異なるパーソナリティを持った当時の)生徒だった私が学院の正面にある噴水のところに腰掛けてよく聖書を読んでいたのを,過去生のB先生は憶えていたようです.「自然の脅威を知りました」と(S氏の口寄せで)当時のB先生は語りました.

さらにまた別の過去生では,雪崩にでも遭ったのか,雪の中で生き埋めになった経験もあるようです。幸いにして,当時の私を愛する人に助けてもらって命拾いしたとか.この命の恩人とは今生でも出会っています.奇しくも,彼は,AさんやB先生と出会った英語学校で講師していました.そして,この英国人男性との出会いなくしては,スピリチュアリズムとの出会いもなかったのです.(記事「女キリシタンの過去生1,2」(新ブログへ移動しました)で,彼はバテレンとして登場しています.)

たましいは地上で,本当にびっくりするほど様々な経験をするものです.

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