『シルバーバーチの霊訓』 第8巻 p. 162.
「自己犠牲」ということが以前は尊ばれていた日本ですが,いまや「自分を犠牲にしてまで,人のために何かするなんて馬鹿げている」といった風潮が優勢ではないでしょうか. 「一番大事なのは自分だ」と,多くの人々が当然のことのように考えていますが,本当は違います.
まずは自分の足場を固めることが必要です.それができたら,自分のことは少し脇へおいて,自分よりも恵まれない人,困っている人々の手助けをすべきであり,そうできるはずなのです.
「自己向上のために」自己犠牲が目的になってしまっては本末転倒ですが,純粋に他の人の利益を優先した結果であれば,それこそが本来のあるべき姿といえます.
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