あらゆる段階の仕事があり,それは,難易度に応じて,さまざまな境涯の霊たちに委ねられる.したがって各人が,それなりの使命を与えられて,同胞たちのために,それを遂行することになる.
たとえば,一家の父親であれば,「子供たちを向上させる」という使命を与えられるであろうし,天才的な人間であれば,「社会に新たな要素を投じて進化を促す」という使命が与えられるであろう.
たとえ失敗しても,個人のレヴェルにしか影響を与えないような使命において,しばしば,失敗,違反,放棄などが生じることあるが,全体に影響を及ぼすような使命は,まず完遂されるのが普通である.
カルデック 『天国と地獄 I 』 p. 308.
この世には,全体のためになる役目を持たない人間は一人もいない,ということです。 必要のない人間など,ただの一人も存在しない,ということのようです。
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