8/14/2008

30 奇跡はない

 偶然・運命の気まぐれ・奇跡・偶発事故というものは存在しません。すべては整然とした犯すべからざる連鎖の法則にしたがって働く“因果律”の結果なのです。自然の摂理がこの全大宇宙を支配しており、どこで何が起きようと―昆虫であろうと人間であろうと天体であろうと―すべてにその法則が働いているのです。
 そこに人間的願望や意志の入る余地はありません。あなたの考えや見解や願望によってその法則を都合のよいように変えることはできないということです。これまでも変わることなく働いてきましたし、今なお働いていますし、これからも働き続けます。時間は永遠であり、法則もまた永遠です。原因がないという意味での奇跡をわたしは知りません。わたしが知っているのは、霊の力は地上の人間にはまだ啓示されていない、ないしは理解されていない法則によって働きかけ、時にはそれが人間の目には一見すると奇跡と思えるものを引き起こすことがある、ということです。
 霊の力は生命力そのものなのです。生命のあるところには霊が存在し、霊が存在するところには生命があります。その霊力を存分に送り届けることができれば、生命力の全資質が持ち込まれるわけですから、そこに奇跡と思えるようなことが起きるわけです。
 要するに、別の次元の法則が働くからこそ、そこに思いも寄らなかったことが生じるわけです。あなたは何らかの原因に対する結果を見ておられるわけです。歩けなかった人が自由に歩けるようになり、物が言えなかった人が自由にしゃべれるようになり、目の見えなかった人が見えるようになります。その治癒力は、実はそれまでその患者が呼吸し、物を考え、見たり聞いたりの生活を可能にしていたのと同じ生命力なのです。同じ力が形を変えて働き、再び同じことを可能にさせているだけなのです。


 『地上人類への最高の福音』(心の道場出版) 第4章

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